韓国旅行の思い出

今から10年くらい前の話ですが、父が韓国のソウルに単身赴任していた頃、毎年夏に家族で父を訪れていたので、家族旅行ももっぱら韓国でした。ソウルは大都会なので巡っているだけでも楽しかったのを覚えていますが、一味違った旅行スポットを紹介するならば、DMZ・板門店でしょう。
ここは北朝鮮との国境エリアに設けられた非武装地帯にあたります。ものものしいスポットであるのは間違いないのですが、観光客も多いし間違いなく人気のスポットです。
実際に板門店に行くためには、米軍基地キャンプを経由することになるのですが、ムキムキの軍人さんと一緒に軍人向けのレストランで食事をしたのはとても新鮮でした。
軍事基地からはバスに乗っての移動になります。途中のガイドさんの説明は、「ここに地雷がいっぱいあります。」といったことをサラっというので驚いてしまいましたが、たしかに不気味なまでに無人の森林地帯をバスの窓から遠目に見ていると、不思議な気持ちになりました。
数10分もすると、北朝鮮の兵士と韓国の兵士がすぐ近距離で立って対峙している建物の中につれていかれます。床には国境線がわかるように描かれていました。
なんと、観光ツアーでは北朝鮮兵士のすぐそばまで近づくことすら出来るのです。さすがに写真撮影は禁止されていたと思いますが、当時子供だった私ははしゃぎすぎて、転んでしまい、北朝鮮兵士からじっと睨まれたのを覚えています。
この建物をでて帰る時になると、国境線付近なのに土産ショップまでありました。私が親に買ってもらったのは、国境線の鉄網の残骸のようなものが額縁に入っていてコレクションのようになったものでした。
それにしても北朝鮮と韓国は戦争中のはずなのに、それを観光のネタにする、韓国の商魂すさまじや・・と、子供ながらに感じた、不思議な思い出です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA